電着工具の特徴

電着工具とは

母材上にダイヤモンド(CBN)粒子を単層に電気メッキで固定した工具です。

電着工具って何

 

 


 

高能率

切れ味が良くセラミックスや超硬合金、焼入れした鉄系金属などの難削材を高能率・高精度に加工できます。

<加工事例>

マシニングセンタによるセラミックスの加工

総形加工

複雑な形状の工具が製作できるので、工具の形状をそのままワークに転写する加工が可能です。

<加工事例>

 

 


 

再電着

母材が再利用できるので環境にやさしく経済的です。

再電着前

再電着後

 

 


 

砥種と被削材について

●ダイヤモンド

物質中で最も硬く、超硬合金・セラミックス等の難削材の加工に適しています。

ヌープ硬度
[kg/l]
耐熱温度
[℃]
長 所 短 所 被削材
8000 800 非常に硬いので超硬合金・セラミックス等の難削材の加工に向いています。 熱に弱いので乾式での使用はできません。炭素が化学反応を起こすため、鉄系金属の加工には不向きです。 超硬合金
セラミックス/サーメット
石材・ガラス
MMC/CMC
シリコン
磁石/カーボン

 

 


 

●CBN(立方晶窒化ホウ素)

ダイヤモンドに次ぐ硬さを有し、鉄系金属の加工に適しています。

 
ヌープ硬度
[kg/l]
耐熱温度
[℃]
長 所 短 所 被削材
4500 1400 熱に強いので乾式・湿式の両方で使用できます。
成分中に炭素を含まないので、鉄系金属の加工に適しています。
ダイヤに比べ硬度が落ちるので、超硬合金・セラミックス等の難削材の加工には不向きです。 鉄系金属
SKH
SKD
SKS
SUS 等

 

 


 

アイゼンはここが違う

point1

短納期

一貫生産システムにより画期的な短納期を実現しました(最短納期7時間)

 

 


point2

高精度

ゲージメーカの精密研削技術が工具にも生かされています。

●インターナルの品質は母材の精度で決まります。

アイゼンはここが違う

●ミクロン代の加工を可能にします。

アイゼンはここが違う

 

 


point3

豊富なバリエーション

お客さまの加工条件やワーク材種に最適な仕様をご提案いたします。

ダイヤモンド、CBN各々長寿命砥粒、高能率砥粒を選択できます。

集中度を40%~120%まで20%単位で指定できます。(基準として当社では標準品を100%としています。)

 

 


 

Hv350~Hv750まで4種類の硬さのボンドを選択できます。

埋込率を40%~80%まで5%単位で指定できます。